○つがる [来歴] 親は「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」。青森県りんご試験場で1930年に交配、育成されたもの。1973年に「つがる」と命名。1975年、種苗登録。 [特徴] 緑がかった黄色に、紅色のしま模様が入る。ジューシーな甘みが特徴。北海道産つがるは着色が良く、糖度が高いことから、道外市場でも高い評価を得ている。 [収穫] 9月下旬〜10月上旬
○あかね [来歴] 親は「紅玉」と「ウスターペアメン」。果樹試験場盛岡支場が1939年に交配。1970年に命名された。 [特徴] やや扁平な円形で小ぶり。果皮は鮮やかな紅色で、全体に着色する。酸味がありさわやかな味。 [収穫] 9月下旬〜10月中旬
○旭 [来歴] 1800 年代初め、カナダで発見された。 [特徴] 果実の外観は全面が赤色となり、酸味は強いが果肉は緻密で良好。古い品種だが、今でも根強い人気がある。 [収穫] 10月上旬
○ノースクイーン [来歴] 「ふじ」と「つがる」を親として、1971年に交配。1987年、北海道優良品種となる。道立中央農業試験場育成。「ハックナイン」とは兄妹関係の黄色品種。「ノースクイーン」−北の女王−と名付けられた。 [特徴] 甘みと酸味が適和して食べやすい食味。独特の香りがある。 [収穫] 10月上旬〜中旬
○レッドゴールド [来歴] 親は「ゴールデンデリシャス」と「リチャードデリシャス」で、1936年にアメリカで選抜された。 [特徴] 果実の外観は全面が赤色となり、完熟すると日持ちはしないが、酸味が少なく蜜入りが多いことから人気が高い。 [収穫] 10月中旬
○ひめかみ [来歴] 親は「ふじ」と「紅玉」で、果樹試験場盛岡支場が1968年に交配、1985年に種苗登録。2001年に北海道向きの品種として奨励品種に認定。 [特徴] 果実の蜜入りが多く、甘みと酸味が調和した食味で独特の香りがある。また、加熱しても果肉が崩れにくく、調理用に適した品種。 [収穫] 10月中旬
○スターキング・デリシャス [来歴] 「デリシャス」の枝変わりとして、1921年アメリカのニュージャージー州で発見された。 [特徴] 果実は中くらいの大きさで、長円すい形。暗赤色に着色し、しまが入る。ほどよい甘みがあり、酸味は少ない。香りが良く、日持ちする品種。 [収穫] 10月中旬〜下旬
○昂林(こうりん) [来歴] 「ふじ」×「不明」の交配選抜品種として発表されたが、遺伝子診断の結果「ふじ」の枝変わり品種と考えられている。 [特徴] 果実は大きく、果肉はジューシーでパリパリとしている。蜜が入り、収穫直後から食べやすい味。「ふじ」タイプのりんごとして期待されている。 [収穫] 10月中旬〜下旬
○紅将軍(べにしょうぐん) [来歴] 「やたか(ふじの枝変わり)」の枝変わりとして、1987年に山形県東根市で発見。1993年に種苗登録。 [特徴] 果実の外観は全面が赤色となり、果肉はジューシーで蜜が入る。「ふじ」タイプのりんごとして期待されている。 [収穫] 10月中旬〜下旬
○ニュージョナゴールド [来歴] 「ゴールデンデリシャス」と「紅玉」を交配した「ジョナゴールド」(アメリカ原産)の枝変わり品種。1973年、青森県の斉藤昌美氏が発見。1980年に種苗登録。 [特徴] 完熟すると、果皮表面が油を塗ったような感じになる(この状態を「脂あがり」という。)。このときが食べ頃。果汁が多く、強い甘みと適度な酸味が特徴。濃厚な味わい。 [収穫] 10月下旬
○きたろう [来歴] 親は「ふじ」と「はつあき」で、果樹試験場盛岡支場が1976年に交配。2000年に種苗登録。 [特徴] 果実の外観は黄色で陽光面が赤く色づく。さびが生じやすく見栄えは良くないが、果肉はパリパリとして、甘く濃厚な味で非常に良い。また、貯蔵性に優れており、冷蔵で1月末まで貯蔵可能。 [収穫] 10月下旬
○ハックナイン [来歴] 「ふじ」と「つがる」を親として、1971年に交配。1985年、北海道優良品種となる。道立中央農業試験場育成。道産子品種第1号。品種名「ハックナイン」は、系統番号「HAC9」の英語読みの響きがよいことなどから、そのまま採用された。 [特徴] 甘みと酸味が調和したジューシーなおいしさが何よりの特徴。果実は大きく、道外産りんごと比べても、見おとりしない風格がある。 [収穫] 10月下旬
○北斗 [来歴] 「ふじ」と「陸奥」を親として、青森県りんご試験場が1970年に交配。1983年に種苗登録。 [特徴] 果汁が多く、甘みも強いので、食味は良好。北海道でも良質の果実が生産される。 [収穫] 10月下旬〜11月上旬
○ふじ [来歴] 1939年、果樹試験場東北支場が、「国光」と「デリシャス」を交配育成。1958年に「東北7号」と発表。1962年に「ふじ」と命名。現在、全国で最も生産量の多い人気品種。 [特徴] 果肉はかたく、シャキッとした歯ごたえが特徴。甘みが強くさわやかな香りを持つ。貯蔵性が高い晩生種。 [収穫] 11月上旬
○王林 [来歴] 「ゴールデンデリシャス」と「印度」を交配。福島県大槻只之助氏育成。 [特徴] 果実はやや小さく、長円すい形。緑色か黄緑色。ほどよい甘みで果汁が多く、風味がよい。 [収穫] 11月上旬
○マオイ [来歴] 親は「マンテット」と「HAC6(ゴールデンデリシャス×エンパイア)」で、道立中央農業試験場が1982年に交配。2000年、北海道優良品種に認定、種苗登録。 [特徴] 果実の外観はいわゆる「青リンゴ」。本道の品種の中で最も早く収穫できる。これまでの極早生〜早生品種に比べ果実も大きい(1個250〜350g)。また、果実の肉質もパリパリとして日持ちに優れ、ほどよい甘さと酸味があるさわやかな味。 [収穫] 9月上旬(市場に出回るのは数年後)